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執筆者の写真ksnpre2022

開催報告:2024/8/25 口蓋裂の構音障害・基礎編/訓練編 が終了いたしました

今年度も、髙橋講師による口蓋裂の講座を開催いたしました。

たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。





基礎編では、

口蓋裂に関する基礎的知識(分類や発生、頻度など)や構音障害の種類について、また、器質性構音障害としてご質問をいただくことの多い舌小帯短縮症や粘膜下口蓋裂に関する解説がありました。

特に、異常構音については実際の音声サンプルや新版構音検査の結果を提示しながらの解説があり、それぞれの異常構音の特徴や検査での注意点など、具体的に学ぶ時間となりました。また、教科書でよく見る図について、一人でみていても理解しにくいポイントについても、見方を知る機会となりました。


言語聴覚士やことばの教室の先生方だけでなく、子どもに関わるたくさんの職種の方にも課題感をもってご参加いただき、大変ありがたく思っています。


ご参加の皆様からは、

「聞き慣れない言葉のありましたが、じっくり復習したいと思います」

「異常構音のサンプルを聴くことができて良かった」

「異常構音がどういうものでどう対応すればいいのか少しイメージできました」

「口蓋裂の基本だけでなく、鼻咽腔閉鎖不全、構音障害について知れてよかったです」

といったご感想をいただきました。



訓練編では、

講師が実際に行っている系統的構音訓練について、音の作り方、進め方、舌の提示方法、脱力の方法、声掛けの仕方や間の取り方に至るまで、構音障害の臨床に日々向き合う講師のノウハウがぎっしりと詰まった90分でした。

音声を聞きながら、また、実習をしながらの講座は、楽しみながら学ぶことができた先生方も多かったのではないかと思います。


ご参加の方からは、

「訓練音の選び方、保護者への確認の仕方など分かりやすかった」

「自分のしってるやり方とは違うので気づきになった」

「実際の構音訓練について実際の音を聞けたことでわかりやすかったです」

といったご感想をいただきました。


講座を通じて、多くのお子さん・構音障害をお持ちの方のお役に立てましたら幸いです。


アンケートの中には、内容が多すぎた、講師が早口となっていた、途中のチャットが集中の邪魔になった、などのご意見も賜りました。

今回、運営側が盛りだくさんの内容を講師にリクエストしてしまったことが一因と存じます。

皆様により有意義なお時間をお過ごしいただけるよう、お寄せいただいたご意見を参考に改善方法を検討してまいります。

ご意見をいただき誠にありがとうございました。


※講座内でご紹介いたしました、音作り実技講習会の詳細はこちらから



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