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専門職向け LCスケール事例検討会のご紹介

 7月28日(日)子どもの言語コミュニケーション発達を基盤に作成された検査法であるLCスケールとLCSAについて、著者の大伴潔先生(東京学芸大学名誉教授)を講師に、言語聴覚士の中川信子先生を進行・助言役に招き、"検査の実施と支援・指導の実際"について学ぶオンライン講座を開催いたします。


 LCスケール・LCSA、どちらの検査も、言語聴覚士はもとより、園や学校、発達支援の場にかかわる方々が、子どものことばやコミュニケーションの育ちの様子を発達の側面からとらえ、その先の支援につなげるためのアセスメントツールとして有効です。


 このオンライン講座は、言語聴覚士、保健師、心理職、園や学校の先生、療育関係者など、広く子どもに関わるお仕事に従事する方を対象としています。



 同日15:30-「LCスケール事例検討会」を開催いたします。

「議論参加チケット」をお申し込みいただいた6名の方で、ディスカッションを行います。

「聴講チケット」にてご参加の方は、ディスカッションを見学しながらそれぞれに目標設定や指導方法などについて考えて頂きます。

 目標設定や指導方法、教材の選定、その他注意点などについて大伴先生・中川先生からのご指導・ご助言をいただきながら仲間と共に学ぶことができる、ゼミナール形式の事例検討会です。

 事例提供は日本福祉大学教授中嶋理香先生にお願いしており、当日の事例検討会にもご参加頂ける予定です。


 なお、事例検討会へのご参加は、「LCスケールの実施と指導・支援の実際」の受講歴がある方限定となります。よろしくお願いいたします。


今回のモデル事例について

当日検討する予定の事例を、一部ご紹介します。


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Aさん(架空事例) 


ダンゴムシを捕ることや「サメ」にはまってい る4歳の男の子です。


LC-R 結果



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 講座では、より詳細な情報を聞き取っていただき、目標等を検討していきます。(参加者の皆様には、1週間ほど前までに詳細・領域別まとめシートをお送りいたします。)

※多少の変更がある可能性があります、ご了承ください。


 お子さんに会った時、何をみて、どのような目標を設定し、それに向けどのような支援・指導を計画するか?発達に関わる者として、それらを考える過程を共有できることは大変貴重な機会だと思います。

 LCスケールの使い方はもとより、お子さんの言語発達全般について、支援者として押さえておくべき心構えや保護者の受け止め方など、発達を支援する際に必要な考え方をさまざまな視点から学ぶためにご活用いただけましたら幸いです。


当日のスケジュール

7月28日(日)


10:00〜12:00 LCSAの実施と指導・支援の実際

学齢期には、「先生の話を聞いて理解する」「語彙を学ぶ」「整った文を話す」「読む」などの、ことばにかかわるさまざまな側面の育ちが期待されます。

通常の学校で学ぶ児童を想定し、LCSAを使った児童一人ひとりの長所と課題のプロフィール化を解説し、支援方針の立て方や、ことばを育てるアプローチについても考えます。


■13:00〜15:00 LCスケールの実施と指導・支援の実際


乳児期から幼児期にかけて、ことばは多面的に発達します。

LCスケールでは、「語彙」「語連鎖・統語」「談話」「コミュニケーション」など各領域について、生活年齢から見た遅れの有無や、遅れの程度・特徴について判断します。

子どもの長所や課題のとらえ方、評価のあり方、プロフィールに沿った支援のあり方について改訂版であるLC-Rを柱にして解説します。



■15:30〜17:30 専門職向けLCスケ ール事例検討会 


実際にLCスケールをアセスメントに使っている方、これからアセスメントに使いたいと考えている方のための実践的な事例検討会です。目標の設定、計画の立案などを議論しながら学びます。



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申し込み方法

講座のお申し込みはPeatix一般社団法人ことばサポートネットのイベントページから。


●LCSAの実施と指導・支援の実際のお申し込みページはこちら

●LCスケールの実施と指導・支援の実際のお申し込みページはこちら

※専門職向けLCスケール事例検討会は、満席のため受付を終了しています。


LCスケール・LCSAの詳しい説明や購入方法については、学苑社のホームページにてご確認ください。

学苑社 





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