「調理実習」「ちいちゃん」「理科の実験」。。。これらは、「側音化構音」という発音の特徴を持つお子さんが、実際に学校でうまく言えなくてつらい思いをした言葉です。
側音化構音は、特に病気がなくてもどなたにも起こりうるもので、「いきしちにひみいりい」など、特定の音が、「き」や「ぎ」が口の中にこもったような独特な音になります。
「はっきりゆっくりいってごらん」と助言したり、「発表会までに練習しておいで」などと声掛けをして、本人の努力で治すのは本当にとても難しい事だという事を、教育関係の先生方に知っていただけたらと思います。
経験のある言語聴覚士の介入できれいに治ることがほとんどですので、ご本人が気にされているようでしたら是非近隣の発音治療施設にご相談ください。
また、大人になってからでも治療が可能です。
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